AthenaNetは、機密管理や情報漏えいを防止するための様々な機能を備えます。
アクセスコントロール
電子化された情報は、しっかりとしたアクセスコントロール(誰が情報を閲覧・修正することができるか)に基づいて管理されているでしょうか。オペレーティングシステムが提供するアクセス権設定が煩雑なためにアクセスコントロールが実施されていないケース等が多々あるのではないでしょうか。
AthenaNetでは、情報をプロジェクトという枠組みで管理し、このプロジェクトにデフォルトのアクセスコントロールを定義します。これにより、コンテンツ登録時に、煩わしい操作無しに自動的にアクセスコントロールが行われます。また、きめ細かなアクセスコントロールが必要な場合には、コンテンツやフォルダー毎にアクセス権を設定することができます。
アクセスログ
AthenaNetは、システムへのログイン・ログアウト、及び、コンテンツの登録や閲覧のログを自動的に保存します。これにより、システムの利用状況、例えば、どのような情報が頻繁に利用されているかを確認することができます。
アカウントロック
AthenaNetは、システムの不正利用を防止するため、パスワードを複数回、間違えるとログインをできなくする機能や、ログイン失敗時のログ機能を備えています。
また、システム利用の期限を設けることや、一時的に特定ユーザーのログインを禁止する機能も備えています。
セキュリティに強いシステム構成
AthenaNetで管理される全てのコンテンツ(ファイル等)は、データベース(OracleまたはMySQL)に格納されるため、個々のファイルとしてコンピューター上に存在しません。このため、サーバーに直接アクセスしてファイルをコピーする等の操作ができません。さらに、AthenaNetでは、データベースサーバーとWEBサーバーを分離することができるため、万一、WEBサーバーに不正侵入された場合でも、コンテンツの流出を防ぐことができます。