製造業・農業・防災/環境向け
IoTプラットフォーム

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2021.08.11 2021年9月に新バージョンをリリース予定! IoTプラットフォーム「Argoculus」は、2021年9月に新バージョンをリリースします。
“収集データの活用しやすさの向上”、“システムの拡張性向上”、“分散システム化への対応”など、機能面・品質面を改良しています。

【このようなニーズにお応えします】
◎低コストで迅速にシステムを構築したい
◎装置のリモート保守や見える化を実現したい
◎既存システム(PLC)と連携したい
◎500種類以上のセンサーで、サンプリング周期は1秒以下に対応したい
◎異常検知や予兆解析にAIを導入したい

詳細は、こちらから資料をダウンロードのうえ、ご確認ください。
2021.07.14 OCI(Oracle Cloud Infrastructure)に対応開始 Argoculusでは、オラクル社のクラウド「OCI (Oracle Cloud Infrastructure)」を利用できるようになりました。
OCIでは、きめ細かなデータベースのチューニングが可能、且つ、ディスクが低コストなため、膨大なデータの長期間の蓄積にメリットがあります。
また、今夏リリース予定のArgoculus新バージョンとOCIの組み合わせで、お客様販売の装置のIoTサービス化等、様々なシーンで活用頂けます。
2020.10.13 <番外編> 熱処理レシピ生成システム DiMA 工業炉専門メーカーの中日本炉工業株式会社様からの受託でAIを活用した「熱処理レシピ生成システム DiMA」を開発しましたので、紹介させていただきます。DiMAは、Argoculusで採用している様々な技術やAIを駆使した、顧客ニーズに特化したシステムとなっています。

製造業界では、人手不足や技術伝承に関する問題が多々発生しています。DiMAは、これら問題の解決の一助となるため開発されました。DiMAでは、熟練技術者のノウハウに基づいた熱処理の過程(加熱・冷却処理)をクラウド上にデータベース化し、様々な拠点や技術者間で活用することができます。

熱処理では、処理対象となる金属(以下、ワーク)に応じて、加熱・冷却を繰り返してワークの硬度を高めます。この過程は熱処理レシピと呼ばれ、熟練技術者のノウハウに基づいています。DiMAでは、多数のワークに応じた熱処理レシピを予めデータベース化し、熱処理時には、ワークを撮影し、ディープラーニングに基づく画像分類モデルによりワークの種類を同定し、適切な熱処理レシピをユーザーに提示します。DiMAではディープラーニングを活用することで、柔軟性や頑強性の高い画像分類が可能となっています。

また、現場でのユーザビリティを配慮し、タッチパネルを採用しています。また、テキストを自然な音声として再生するクラウド上のテキスト読み上げサービスを活用することで拡張性の高い音声ガイダンスを実現しています。さらに、ユーザインタフェースや音声ガイダンスは、多言語に対応しておりグローバル展開が可能です。

DiMAの詳細は、中日本炉工業株式会社様のホームページに紹介されていますので、ご覧ください。

https://nakanihon-ro.co.jp/AIgazou/index.html
2019.5.29 GigEカメラの利用 東芝テリー社製のGigabit EthernetⓇインターフェイスを採用した産業用カメラGigEカメラが利用できるようになりました。本カメラは、32万画素から501万画素までの様々な有効画素数が用意されています。また、様々なレンズが利用できるため、近接物体から遠くの物体まで、多様なシーンに対応できます。

Argoculusでは、GigEカメラとRaspberry PiおよびPoEハブを利用することで、高精度の静止画像の撮影ができます。また、SSILでは、撮影画像を用いた画像認識やOCR変換を行うシステム開発も行っています。
(GigEカメラの詳細は、東芝テリー株式会社を参照ください。)
2019.5.27 ボタンデバイスの利用 ArgoculusでSIM内蔵のボタンデバイスが利用できるようになりました。このデバイスは、株式会社ソラコム社製で、SIM(LTE-M)と単4電池2本を内蔵しており、PC等を利用せずに、このデバイスのみで、ボタン押下情報をサーバー(クラウド)に登録することができます。 例えば、工場で不良品が発生した時に、ボタンを押す事で、不良品数をカウントすることができます。また、デバイス自体が軽量コンパクトなため設置が簡単で、持ち運びにも便利です。

当社では、センサーに加え、このような簡易デバイスを活用する事で、工場の生産管理や異常検知等の様々なIoTシステムを構築します。